ベトナムの世界遺産

ベトナムには2008年現在では、ユネスコの世界遺産に登録されているものが文化遺産が3件と自然遺産が2件、複合遺産が0件、合わせて5件存在します。それとは別に無形遺産が2件ありますので合計7件。

【文化遺産】
◆フエの建造物群(1993年)
フエは、ベトナム中部にある都市です。市内は香江を挟んで旧市街と新市街にわかれており、中心は新市街にあります。
世界遺産の王宮南門、帝廟、宮殿などがあります。

◆ミーソン聖域(1999年)
漢字では「美山」と書きます。ベトナム中部アンナム省にある古代チャンバ王国の宗教、ヒンドゥー経シヴァ派の聖なる遺跡です。

◆ホイアンの古い町並み(1999年)
*このユネスコの世界遺産の英語名では「Hoi An Ancient Town」(古都ホイアン)とありますが、ホイアンが都であったという形跡はなく、実際には、この遺跡は旧中国人街を中心とする民家などから成ることから、ユネスコ日本語訳では「ホイアンの古い町並み」という訳語をあてています。
ベトナム中部クアンナム省ダナンの南方の古い港町です。

【自然遺産】
◆ハロン湾(1994年、2000年)
ベトナムの北部、トンキン湾の北西部にある湾の名称です。大小2000~3000の奇岩や島から形成されており、幻想的な景勝地をなっています。

◆フォンニャ-ケバン国立公園(2003年)
ベトナムのクアンビン省にある国立公園です。ファンニャ洞窟は「歯の洞窟」と言う意味で、ベトナム最大の洞窟です。2億5千年前に洞窟が形成されたといわれます。

【複合遺産】
なし

【無形遺産】
◆ベトナムの雅楽(2003年)
◆ベトナム中央高原におけるゴングの文化的空間(2005年)

CmsAgentTemplate1001-1005 ver1.008