ベトナム観光の基礎知識記事一覧

ベトナムの気候と有名なメコン川について




ベトナムの気候
ベトナムは、日本の9割ほどの面積ですが、南北に細長い国土を持ちます。南北1,650km、東西600kmという細長い国土を、ベトナムでは米かごをつるす天秤棒に例えています。 ベトナムの国土の大半は、インドシナ半島に平行して南北に走るチュオンソン山脈の東側に属しています。そのため、このチュオンソン山脈の影響を受けて、山岳地帯の降水量が4,000mmを超える場所もあります。
メコンのデルタ地帯
メコン・デルタは、ベトナムの南部に位置し、ベトナムを構成する地方のひとつです。メコン川下流の三角州のことを指します。 三角州というのは、河口付近に見られる地形で、枝分かれした2本(またはそれ以上)の河川と海に囲まれた三角形に似た形をしています。世界の有名な三角州は、アマゾンデルタ、ドナウデルタ、ナイルデルタ、黄河デルタなどです。日本では、太田川とその支流からなる三角州が発達しています。現在の広島市は、三角州の中心が発達した都市です。また、萩市も広島市と同様で、阿武川とその支流からなる三角州を中心に発達しました。
ベトナムを通るメコン川
メコン河は、チベット高原に源流を発し、中国雲南省、ミャンマー、タイ、ラオス、そしてカンボジアを通じてベトナムに抜ける大河です。 このように河川が複数の国家の領土にわたって流れる場合には、その河川を国際河川といいます。

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