ベトナム食事と食文化記事一覧

ベトナムの屋台、家庭料理、万能調味料ヌックマムやサンドイッチのバインミーなど




地方色豊かなベトナム料理
ベトナムは、国の北側は中国に接し、南側は赤道近くにまで達するS字状の細長い国です。 面積は日本の9割ほどの大きさですが、南北では気候が異なります。また国の東側は海に接しているのに対して、西側には山脈がそびえていることから、人びとの暮らしや食生活には大きな相違が見られます。
ヌックマム
ベトナム料理に欠かせない調味料である「ヌックマム」を知っていますか? いわゆる魚醤(ぎょしょう)ですが、この魚醤は世界各国にあり、その国や地方ならではの味があります。 日本で、能登半島でいしる(いしり)とか秋田ではしょっつるが有名です。また、タイでは、ナムプラーといい有名です。
生春巻きと揚げ春巻き
ベトナムは日本と同じ粉文化の国です。 特に米粉文化を代表する料理のひとつが、生春巻き(ゴイクオン)です。エビやレタス、そのほかビーフンをライスペーパーで包んだものです。日本でもベトナム料理店に行くと、よくこれに魚醤(ヌックマム)が添えられることが多いようですが、現地でも魚醤(ヌックマム)を付けますが、人気なのは味噌タレです。ピーナッツの味噌タレが一般的です。日本のベトナム料理店でもピーナッツの味噌タレをつけて食べる機会があると思います。 ヌックマムより日本人好みな味ですよね。
ベトナムのフォー
ベトナムの朝食は、屋台でフォーを食べて元気一杯に学校や仕事へ向かう人びとの姿で始まります。 日本では、自宅で朝食を取るのが普通ですが、朝から屋台とは驚きですよね。
ベトナムコーヒー
ベトナムコーヒーは、ベトナムにおけるフランス統治下時代の名残ではあるものの、現在ではベトナムの食生活にすっかり定着した飲み物です。
ベトナム風サンドイッチ「バインミー」
かつてベトナムはフランスの植民地統治下にありました。 その頃の影響もあり、今もさまざまなフランス文化が息づいています。食生活もその例外ではありません。 たとえば、ベトナムの朝の光景を覗いてまてください。都会はもちろん片田舎でも、朝には、バインミーといって、フランスパンのサンドイッチと、ベトナムコーヒーを定番として食している家庭があります。
ベトナムの食文化
ベトナムの食文化には、ベトナムという国の歴史的背景が大きく影響しています。 たとえば、ベトナムでは食事に箸やお茶碗を使用します。白いご飯を主食とし、お茶を飲みます。 また、米粉や小麦粉で麺やお餅も作ります。 これらの食文化は、100年にわたりベトナムを支配してきた中国の影響だといえます。 ただ、ベトナムでは基本的に米食文化であることから、麺類や春巻きも米粉を用いることが多く、そのため麺類は多少、柔らかめでコシがないのが特徴といえます。
ベトナムのおやつ
タロイモで作られたチューを食べたことがありますか? ベトナムのおやつで、日本人でも気軽に挑戦できる、体に優しいおやつです。伝統的なベトナムのおやつでもあります。「チューChe」というのは、豆、芋、穀類、果物などの素材を、砂糖や他の材料といっしょに加工した液状の甘異物の総称になります。自然で、身体に良い素材を使用していることが特徴です。
ベトナム家庭料理
ベトナム料理、と聞くと皆さんはどのようなメニューを思い浮かべるでしょうか? 日本では、生春巻きやフォー(麺)が有名ですよね。それを聞くと、ベトナムは麺類などを中心とした粉食文化の国のように感じられます。しかし、ベトナムの主食は私たち日本人と同じ「白いご飯」なのです。 そのためだと思いますが、ベトナムの家庭料理というのは、この白いご飯によく合う「おかず」が沢山あります。日本人の口にもよく合うなつかしい味がするものがたくさんあります。
ベトナムの屋台の味
ベトナムでも、特に都会で生活をする主婦は仕事を持っている方々が多いことから、朝食や昼食は外食で済ますという場合が多いようです。外食をする人のほとんどが「屋台」を利用します。通勤の途中で屋台によりさっと朝食を済ませて、仕事に向かうという感じです。そのために屋台の主なメニューは、時間短縮に食事をするのに好都合なものが多く、フォー(麺)やフランスパンのサンドイッチなどです。

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